月1回の心理カウンセラー勉強会で考え続けていること
心理スクール
定期的に毎月お仕事に入っていただいている心理カウンセラーの皆さんを対象に、継続的な育成の一環として月に1回勉強会を行っています。
その中でのテーマとして
「奪わない関り」についてを特に多くあげてきました。
ある回では、公開されているスピーチの内容を見て 各カウンセラーそれぞれが「この人は何を伝えたいのか」という議論をしたりもしました。
同じものを見て、それぞれがどう受け取るのか を体感した上で
別の回では、「自分は心理カウンセラーとして目の前の人をどう見るのか」「カウンセラー自身が人を見ていく中でどう影響しているのか」などを考えていきます。
奪わない関り は 何もしない事なのではありません。
人と人がその場にいることで影響がゼロということはありえないからです。
その影響も含めて、それごと、その場を見ていく。
「何もしない」「相手の想いや経験を一緒に感じる」ということが技法とならないように、
心理の知識とこれまでの経験と自分の反応と目の前の人が語ったこれまでの経験、視線、表情、重なった言葉、重ならなかった言葉、どういう言葉を使うのか どういう言葉を使わないのか 等々 言葉にすると技法っぽくなってしまいますが そういったこと全部含めて、その場を見ていきます。
そこには、心理カウンセラーが 不確かさ わからなさ をどこまで保持し続けられるかにも関係してくるものだと思うのです。
「問を閉じない」
これは私自身が 目の前の人 (クライエントは勿論、打ち合わせ、研修、育成等においても)と関わる時にとても大切にしている事です。

こうであろうか と 仮説を持つことは大切です。
その仮説にその場を回収してしまわないこと
そもそも その仮説ありきで話を聞いていないか
また 人はカウンセリングルームを出た後も人生が続いていきます。
その中で 考えが変わったり見え方がかわったり 「(心理カウンセラーに)あぁは言ってみたものの そもそも違っていたかもしれない」 という想いが立ち上がったり。
それでもその言葉を使った反射自体も含めて その人を見るということが大事なのではないかなと思います。
そもそも答えのない問や、答えがあったとしても どちらを選んでも どちらを選ばなくても その人の人生に影響は出てきます。
その問いを、勝手に意味付けせず、本人が何に立ち止まっているのか を一緒に立ち止まる証人であることが大事だと考えています。
実際にお仕事に入っていただいている信頼できる皆さんなので
勉強会では、心理カウンセラーとしての判断軸やご自身の影響を見ていく時間として設けています。
勿論 はじめて間もない頃は技法も大切になってきます。
ただ、こうすればこうなる という正解のない世界。
相手は人。代替のきかない人。
だからこそ 心理カウンセラーは、自分の人生観に相手を回収していかないよう、常に学び続けていく必要があると思い、勉強会を開催しています。
勿論 私自身も月2回 教育分析を受け続けています。
ココロアロマサロン to be 生嶋明子
運営:株式会社 to be 心理カウンセリング・心理カウンセラー養成スクール・企業研修



