部下の育成に悩む指導者 ~正解のない現場で見続けるということ
心理の話
人を育てるって何だろうって思うときがあります。
指導の側に立った時
私がやっていることはすごくシンプルで
その人に何が起こっているのか を見ることです
今、その人の中で何が起きているのか
業務の場では実際に何が起きているのか
その人がそれをどういう見方で見えているのか
そして、そのまま進むと何が起きるのか
それを一つずつ見ていく
その上で
何を任せるのか、何が必要なのかを判断すること なのではないかなと思います
ただ、
ここですぐに答えを渡すというよりも
出来る限り その人の中から湧いてくるための道を一緒に見ていく
その人の目線に立ちながら
でも、同時に俯瞰的な視点も外さない
難しいのは
指導者はすでにその道を通ってきているということ と
同じことが起こっているように見えて、人によって全く違うことが起きているということ
だから誰もが同じ正解 は 使えない
その中で
本人の自由
業務の質
関係性の構造
この3つを同時に見ながら判断していくことになるのではないでしょうか
よく「責任を本人に帰す」というけれど
これは指導者の責任放棄ではないですよね
逆に 「責任を取る」というのも 何もかも責任を渡さないというわけでもない
何もかも帰すことではなく
何もかも引き取るでもなく
自分が持つべき責任と、その人が背負える範囲の責任を見極めること
その調整が一番難しい。
迷いながら見続けているその姿勢 それ自体が指導なのかもしれませんね



