カウンセリングがうまくいかない。。。～心理カウンセラートレーニング～
スクール
カウンセリングがうまくいかない。。。とご相談いただき、トレーニングを致しました。
私の敬愛するカールロジャーズが著書「自己実現の道」の中で、こんな事を仰っています。
“一人の独立した人間としてその人に尊重と好意を寄せ、その人が自分のやり方で自分の感情を持つことを、心から歓迎すること。否定的なものであろうと肯定的なものであろうと、またその人の態度が以前といかに矛盾したものであっても、その瞬間のその人の態度を受容し配慮する。”
言葉では、頭では理解出来ていても、それが提供するカウンセリングに落ちてゆく事は意外と難しいです。
私も何度も何度もこの言葉に戻ります。
心理カウンセリングをご提供する前は、この言葉を思い出してから今でも行います。
「せっかくお越し頂いたから良くなってもらいたい」
「楽になってもらいたい」
と良かれと思って、また自身の不安から、結果を求めていく事が多々あります。
また、カウンセラー自身の価値観にひっぱられる事もあります。でも、その根底は、お越し頂いた方が望む人生を歩いて頂きたい想いがあります。
今回のトレーニングを受けられた方もまさしく想いが強くおありの方でした。
その想いがあるから、続けてゆけるし、ご自身と向き合ってトレーニングも受けられます。
その想いがクライエントの方に正しく働く様にするために、何度も何度も検証しながら、経験を積んでゆく事が、こうありたいと思うカウンセラーに近づくのではないでしょうか。
トレーニングの中で「あ、また同じこと指摘された！」と笑っておられましたが、わかっていても繰り返してゆくんです。でも、そこに気付いているから、大丈夫です！
私自身も出来ない。。。と嘆いた一人だし、同じ様に先生に「あー。こないだも先生同じ事仰ってましたよねー！」と苦笑し続けた一人です。
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投影トレーニングがお勧めです。
引用：ロジャーズが語る自己実現の道／カール・ロジャーズ
